T3のダウンロードと解説|MT4インジケーター
T3というMT4インジケーターが欲しいです。
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このページでわかること・できること
〇T3インジケーターのダウンロード
〇T3の使い方や計算方法などについて
T3のダウンロード
ここからT3インジケーターのダウンロードが可能。
ダウンロードするインジケーターファイルは.ex4ファイルとなる。
MT4のインジケーターフォルダへ移動すれば使用可能だ。
T3のインストール
ダウンロードしたT3インジケーターはMT4のデータフォルダからindicatorsフォルダを探しファイルを移動する。
indicatorsフォルダにファイルを移動し、MT4を再起動するとインストールが完了する。
T3インジケーターとは?
T3インジケーターは、平均線を滑らかに表示するために設計されたテクニカル指標だ。John F. Ehlersによって開発されたこのインジケーターは、通常の移動平均(MA)よりも滑らかなラインを生成することが特徴。T3インジケーターは、価格の変動をより滑らかに表現し、ノイズを減らすことでトレンドの識別を容易にしている。
T3インジケーターは、以下の公式に基づいて計算される
[math]T3(i) = c1 \cdot e6(i) + c2 \cdot e5(i) + c3 \cdot e4(i) + c4 \cdot e3(i)[/math]
e1からe6は各段階の平滑化ステップを表し、c1からc4は平滑化係数を表す。これらの係数は、スムージングパラメータbによって決まる。
T3インジケーターの使用方法
T3インジケーターは、トレンドの方向を特定し、トレンドの反転点を見極めるために使用される。以下は、T3インジケーターを使う際の一般的なアプローチだ。
トレンドの識別
- 上昇トレンド: T3インジケーターが上昇している場合、価格は上昇トレンドにある。この状況では買いポジションを検討する。
- 下降トレンド: T3インジケーターが下降している場合、価格は下降トレンドにある。この状況では売りポジションを検討する。
トレンド反転の特定
- ゴールデンクロス: T3インジケーターが価格を下から上にクロスする場合、上昇トレンドの開始を示すシグナルとして使用。
- デッドクロス: T3インジケーターが価格を上から下にクロスする場合、下降トレンドの開始を示すシグナルとして使用。
ストップロスと利益確定
- ストップロス: 直近の安値または高値を基準にストップロスを設定する。T3インジケーターがトレンドの反対方向に反転した場合、ポジションのクローズを検討する。
- 利益確定: トレンドの強さやボラティリティに応じ、固定ピップス、サポート/レジスタンスレベル、またはトレイリングストップを使用して利益を確定する。
T3インジケーターの設定
- 期間 (T3Period): 通常は14に設定されるが、市場の特性やトレーダーのスタイルに応じて調整が可能。短い期間はより敏感なシグナルを提供し、長い期間はより滑らかなシグナルを提供する。
- スムージング係数 (b): 通常は0.7に設定される。この値を変更することで、インジケーターの滑らかさが調整できる。高い値はより滑らかなラインを生成し、低い値はインジケーターが価格に対してより敏感になる。
まとめ
T3はトレンドの識別と反転の特定に有効なインジケーターだ。ノイズの少ない滑らかなラインを提供するため、トレーダーは市場の方向性をより明確に理解できるようになる。適切な設定と併用することで、T3インジケーターはトレードの意思決定において重要な役割を果たす。
T3のプログラム
//+------------------------------------------------------------------+
//| T3.mq4 |
//| Copyright 2024, FX-Bonus.net |
//| https://fx-bonus.net/ |
//+------------------------------------------------------------------+
#property copyright "Copyright 2024, FX-Bonus.net"
#property link "https://fx-bonus.net/"
#property version "1.00"
#property strict
#property indicator_chart_window
#property indicator_buffers 1
#property indicator_color1 Red
//--- input parameters
input int T3Period = 14;
input double b = 0.7;
//--- indicator buffers
double T3Buffer[];
//--- initialization function
int OnInit()
{
// Indicator buffer mapping
SetIndexBuffer(0, T3Buffer);
SetIndexStyle(0, DRAW_LINE);
// Indicator short name
IndicatorShortName("T3("+IntegerToString(T3Period)+","+DoubleToString(b,1)+")");
return(INIT_SUCCEEDED);
}
//--- deinitialization function
void OnDeinit(const int reason)
{
}
//--- calculation function
int OnCalculate(const int rates_total,
const int prev_calculated,
const datetime &time[],
const double &open[],
const double &high[],
const double &low[],
const double &close[],
const long &tick_volume[],
const long &volume[],
const int &spread[])
{
if (rates_total < T3Period) return(0);
double c1 = -b * b * b;
double c2 = 3 * b * b + 3 * b * b * b;
double c3 = -6 * b * b - 3 * b - 3 * b * b * b;
double c4 = 1 + 3 * b + b * b * b + 3 * b * b;
double e1[], e2[], e3[], e4[], e5[], e6[];
ArraySetAsSeries(e1, true);
ArraySetAsSeries(e2, true);
ArraySetAsSeries(e3, true);
ArraySetAsSeries(e4, true);
ArraySetAsSeries(e5, true);
ArraySetAsSeries(e6, true);
ArraySetAsSeries(T3Buffer, true);
ArrayResize(e1, rates_total);
ArrayResize(e2, rates_total);
ArrayResize(e3, rates_total);
ArrayResize(e4, rates_total);
ArrayResize(e5, rates_total);
ArrayResize(e6, rates_total);
for (int i = rates_total - 1; i >= 0; i--)
{
if (i == rates_total - 1)
{
e1[i] = close[i];
e2[i] = close[i];
e3[i] = close[i];
e4[i] = close[i];
e5[i] = close[i];
e6[i] = close[i];
T3Buffer[i] = close[i];
}
else
{
e1[i] = (1 - b) * close[i] + b * e1[i + 1];
e2[i] = (1 - b) * e1[i] + b * e2[i + 1];
e3[i] = (1 - b) * e2[i] + b * e3[i + 1];
e4[i] = (1 - b) * e3[i] + b * e4[i + 1];
e5[i] = (1 - b) * e4[i] + b * e5[i + 1];
e6[i] = (1 - b) * e5[i] + b * e6[i + 1];
T3Buffer[i] = c1 * e6[i] + c2 * e5[i] + c3 * e4[i] + c4 * e3[i];
}
}
return(rates_total);
}
//+------------------------------------------------------------------+
ソースコードを詳しく解説
ヘッダー
#property strict
#property indicator_chart_window
#property indicator_buffers 1
#property indicator_color1 Red
#property strict
:- コードの厳密なチェックを有効にし、より厳格なエラーチェックが行われる。
#property indicator_chart_window
:- インジケーターをチャートウィンドウに表示する。別のウィンドウではなく、価格チャートと同じウィンドウに描画される。
#property indicator_buffers 1
:- 1つのバッファを定義する。このバッファがインジケーターの値を格納するために使用される。
#property indicator_color1 Red
:- インジケーターのラインの色を赤に設定。
入力パラメータ
input int T3Period = 14;
input double b = 0.7;
T3Period
:- T3インジケーターの計算に使用する期間を指定する。デフォルトは14。
b
:- スムージング係数。デフォルトは0.7。
インジケーターバッファ
double T3Buffer[];
- インジケーターの値を格納するためのバッファを定義する。
初期化関数
int OnInit()
{
// Indicator buffer mapping
SetIndexBuffer(0, T3Buffer);
SetIndexStyle(0, DRAW_LINE);
// Indicator short name
IndicatorShortName("T3("+IntegerToString(T3Period)+","+DoubleToString(b,1)+")");
return(INIT_SUCCEEDED);
}
OnInit()
関数はインジケーターの初期化時に呼び出される。SetIndexBuffer(0, T3Buffer)
:T3Buffer
をインジケーターの0番目のバッファにマッピングする。
SetIndexStyle(0, DRAW_LINE)
:- インジケーターをラインとして描画するスタイルを設定。
IndicatorShortName("T3("+IntegerToString(T3Period)+","+DoubleToString(b,1)+")")
:- インジケーターの短い名前を設定する。この名前はチャート上に表示される。
終了関数
void OnDeinit(const int reason) { }
OnDeinit()
関数はインジケーターが削除される際に呼び出される。
計算関数
int OnCalculate(const int rates_total,
const int prev_calculated,
const datetime &time[],
const double &open[],
const double &high[],
const double &low[],
const double &close[],
const long &tick_volume[],
const long &volume[],
const int &spread[])
{
if (rates_total < T3Period) return(0);
double c1 = -b * b * b;
double c2 = 3 * b * b + 3 * b * b * b;
double c3 = -6 * b * b - 3 * b - 3 * b * b * b;
double c4 = 1 + 3 * b + b * b * b + 3 * b * b;
double e1[], e2[], e3[], e4[], e5[], e6[];
ArraySetAsSeries(e1, true);
ArraySetAsSeries(e2, true);
ArraySetAsSeries(e3, true);
ArraySetAsSeries(e4, true);
ArraySetAsSeries(e5, true);
ArraySetAsSeries(e6, true);
ArraySetAsSeries(T3Buffer, true);
ArrayResize(e1, rates_total);
ArrayResize(e2, rates_total);
ArrayResize(e3, rates_total);
ArrayResize(e4, rates_total);
ArrayResize(e5, rates_total);
ArrayResize(e6, rates_total);
for (int i = rates_total - 1; i >= 0; i--)
{
if (i == rates_total - 1)
{
e1[i] = close[i];
e2[i] = close[i];
e3[i] = close[i];
e4[i] = close[i];
e5[i] = close[i];
e6[i] = close[i];
T3Buffer[i] = close[i];
}
else
{
e1[i] = (1 - b) * close[i] + b * e1[i + 1];
e2[i] = (1 - b) * e1[i] + b * e2[i + 1];
e3[i] = (1 - b) * e2[i] + b * e3[i + 1];
e4[i] = (1 - b) * e3[i] + b * e4[i + 1];
e5[i] = (1 - b) * e4[i] + b * e5[i + 1];
e6[i] = (1 - b) * e5[i] + b * e6[i + 1];
T3Buffer[i] = c1 * e6[i] + c2 * e5[i] + c3 * e4[i] + c4 * e3[i];
}
}
return(rates_total);
}
OnCalculate()
関数は新しいデータが取得されるたびに呼び出される。if (rates_total < T3Period) return(0);
:- データの総数がT3Periodより少ない場合は計算を行わずに終了。
c1, c2, c3, c4
:- T3インジケーターの計算に必要な定数を定義する。
e1, e2, e3, e4, e5, e6
:- 中間計算に使用するバッファを定義。
ArraySetAsSeries
:- 各バッファのインデックスを逆順(最新のデータが0番目)に設定。
ArrayResize
:- 各バッファのサイズをデータの総数に合わせて調整。
for
ループ:- バッファの最後から最初までループする。
if (i == rates_total - 1)
:- 最初のデータポイントでは、すべてのバッファをクローズ価格で初期化。
else
:- T3インジケーターの各段階の値を計算し、最終的に
T3Buffer
に結果を格納する。
- T3インジケーターの各段階の値を計算し、最終的に
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