【MT4】スキャルピングで使えるオシレーター解説【無料インジケーター】
スキャルピングができるオシレーターを教えてください。
トレードでの使い方も知りたいです。
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ここではスキャルピングで使えるオシレーターを紹介している。
オシレーターの特徴からトレード方法まで解説。
記事後半ではオシレーターの無料ダウンロード方法も解説。
この記事を最後まで読むことで、あなたはオシレーターを使ったスキャルピングトレードを知ることができる。
そして、スキャルピングに使えるインジケーターも無料で手に入れられる。
RSIを使ったスキャルピングトレード
RSIは価格の上昇、下降に対する勢いを示すオシレーター指標であり、買われすぎと売られすぎの判断に役立つ。
■買われすぎ売られすぎのエントリーポイントを特定
RSIは70以上のレベルで買われすぎ状態、30以下のレベルで売られすぎ状態を示すとされる。
スキャルピングは買われすぎ、または売られすぎとなった状態からエントリーを探る。
例えば、RSIが70以上に達した場合、価格が一時的に反転する可能性が高いため、ショートポジションを検討できる。
逆に、RSIが30以下に達した場合、価格が反転して上昇する可能性があるため、ロングポジションを検討できる。
■ダイバージェンスの確認
RSIは価格との相関関係も持っており、価格とRSIの動きが一致しない場合、ダイバージェンスが生じることがある。
例えば、価格が上昇し続けているのに対し、RSIが下降している場合、売りのダイバージェンスと見なせる。
このようなダイバージェンスを見つけ出し、価格反転のサインとしてスキャルピングのエントリーポイントとできる。
■RSIの時間枠を調整
スキャルピングは短期的な価格変動に焦点を当てるため、RSIの期間変更も有効だ。
RSIは一般的に14期間が使用されるが、スキャルピングでは5期間や10期間のRSIも有効となる。
短期的なRSIの使用で、より早いエントリーやエグジットポイントを発見する指標となる。
■トレンド指標との組み合わせ
RSIは単体で使用するより、トレンド指標との併用で効果を発揮する。
移動平均線やトレンドラインなど、トレンドを示す指標を使用すればエントリーポイントの取捨選択が可能となる。
短期のRSIを使用するとチャートはエントリーポイントだらけになるが、そのすべてにリターンのチャンスがあるわけではないため取捨選択が必要になる。
買われすぎ、売られすぎサインの他、ダイバージェンスでもサインを発します。
RSIの無料インジケーター
RSI Divergence Indicator MT4|RSIダイバージェンス インジケーターMT4
RSIのダイバージェンスを発見してアラートを出すインジケーター。
ダイバージェンスが発生している部分にラインが引かれるため視覚的に認識しやすくなっている。
Heiken Ashi RSI Oscillator|平均足RSIオシレーター
サブウィンドウにRSIの計算にもとづいた平均足を表示するインジケーター。
買われすぎ、売られすぎに足反転の要素を加えたエントリーサインをだす。
CCIを使ったスキャルピングトレード
CCIは価格変動の大きさを平均的な範囲と比較し、乖離の値を示す指標である。
スキャルピングのエントリーポイント発見や、トレンド反転の確認に利用できる。
■買われすぎと売られすぎのエントリーポイントを特定
CCIは100以上のレベルで買われすぎ、-100以下のレベルで売られすぎを示す。
価格が買われすぎ、または売られすぎの状態でスキャルピング判断となる。
CCIが100以上に達した場合、価格が一時的に反転する可能性が高いと判断し、ショートポジションを検討できる。
CCIが-100以下に達した場合、価格が反転して上昇する可能性が高いと判断し、ロングポジションを検討できる。
■トレンド反転の確認
CCIはトレンドの逆転を示すこともある。
上昇トレンドでCCIが100以上に達し、そこから下降し始めると反転売りのサインにできる。
下降トレンドでも同様に、CCIが-100以下になり、そこから上昇し始めると反転買いのサインにできる。
■CCIの期間を調整
短期的な取引であるスキャルピングに合わせ、CCIの期間も短期へと調整すると有効となり得る。
標準的なCCIの期間は14だが、スキャルピングでは5や10といった、より短期的な期間も有効となる。
短期的なCCIの使用で、エントリーやエグジットのポイントをよりスピーディーに検討できる。
■トレンド指標との組み合わせ
移動平均線やトレンドラインなど、価格の方向性を示す指標と組み合わせることで、CCIが示すエントリーポイントの取捨選択が可能となる。
スキャルピングとはいえ、上位足のトレンドに逆らうトレードはリスクが高まる。
トレンド方向を意識したトレードを心掛けたい。
CCIの無料インジケーター
The CCI arrows|CCIアローズ
CCIの買われすぎ、売られすぎで矢印を出すインジケーター。
アラートの設定が可能。
その他、期間やレベルを設定できる。
CCI Signal 2 AM|CCIシグナル
CCIのクロスに合わせてチャートにサインを示すインジケーター。
CCIがゼロとクロスした場合は買い、または売りのサインとなる。
CCIがMAとクロスした場合はトレンド転換のサインとなる。
ATRを使ったスキャルピングトレード
ATRは値動きの平均的な範囲を示す指標であり、トレードのボラティリティを測るのに役立つ。
スキャルピングでATRを使用すると、エントリーポイントやストップロス、利益確定レベルの設定に活用できる。
■ボラティリティ測定と取引範囲の設定
ATRの値が大きい場合はボラティリティも高く、値動きが活発化していると判断できる。
その特性を利用し、ATRの値を取引範囲として設定できる。
ATRの値が小さい場合は値動きのない相場としてエントリーを見送る、ポジションを持っているならエグジットする、などの判断材料として活用が可能だ。
スキャルピングは短期での取引なため、値動きのない相場は適していない。
ボラティリティの測定はスキャルピングの可否を問うためには必須の条件ともいえる。
■ストップロスの設定
ATRは、ストップロスの設定にも活用できる。
ATRの値に適当な倍率をかけた数値をストップロスとして設定すれば、取引のボラティリティに応じたリスク管理ができる。
倍率は2倍、または3倍が一般的に使用される。
ATRの値と通貨ペアの価格との関係
クロス円の場合:ATRが0.1であれば10pipsとし、倍率を2倍とすれば20pipsがストップロスの幅となる。
ドルストレートの場合:ATRが0.0001であれば10pipsとし、倍率を2倍とすれば20pipsがストップロスの幅となる。
■トレンド反転の確認
ATRはトレンド反転の確認にも使用できる。
上昇トレンドではATRも上昇を続けるのが一般的である。
しかし、ATRの値が急激に下降する場合、トレンドの勢いが弱まっていることを示唆している。
このようなATRの変化からトレンド反転のサインとしてエントリーポイントの検討が可能となる。
ATRはストップやリミットの設定に活用できます。
そしてボラティリティの大きさを測定できるのがポイントですね。
ボラティリティに合わせたトレードが可能となります。
ATRの無料インジケーター
ATR Exit
トレーリングストップラインを描画するインジケーター。
ATRと終値を使って計算される。
ATR Volatility Alerts
ATRが設定値に達した場合にアラートを出すインジケーター。
MACDを使ったスキャルピングトレード
MACDはトレンドの強さや反転サインを示すポピュラーなテクニカル指標だ。
スキャルピングでのエントリーポイントや利益確定、ストップロスの設定に使える。
■トレンドの確認
MACDはトレンドの方向性と値の勢いを示すインジケーターだ。
MACDラインがシグナルラインを上抜けた場合、上昇トレンドと判断できる。
逆に、MACDラインがシグナルラインを下抜けした場合、下降トレンドと判断ができる。
MACDの示すトレンド方向を参考にスキャルピングトレードの検討が可能となる。
■トレンド反転サインを特定
MACDはトレンド反転サインを示すこともある。
たとえば上昇トレンドでMACDラインがシグナルラインを下抜けし、マイナスになると売りサインとして判断できる。
逆に、下降トレンドでMACDラインがシグナルラインを上抜けし、プラスになると買いサインとして判断できる。
■ヒストグラムの利用
MACDのヒストグラムはトレンドの勢いを示すために使用できる。
ヒストグラムのバーは大きくなるほど勢いが強いトレンドであることを示す。
値の勢いからスキャルピングトレードの可否を問い、フィルターとしての役割を果たすことができる。
■トレンド指標との組み合わせ
MACDをより効果的に使用するにはトレンド指標との組み合わせが有効だ。
移動平均線を参照したり、トレンドラインを引くなどし、精度を高めることができる。
MACDの無料インジケーター
MACD Divergence Indicator MT4
MACDのダイバージェンスをラインで表示するインジケーター。
トレーディングサインも表示する。
MACD Double
MACDのクロスに合わせてチャートの足色を転換するインジケーター。
ゼロラインクロスとシグナルクロスの2種類から選択可能。
MACDは人気のあるオシレーターです。
ダイバージェンスをきっかけとする使用方法もメジャーですね。
ストキャスティクスを使ったスキャルピングトレード
ストキャスティクス(Stochastic Oscillator)は、トレンドの転換ポイントや買われすぎ、売られすぎの状態を示すテクニカル指標。
■ストキャスティクスのパラメータ設定
ストキャスティクスは、%Kと%Dの2つのラインからなる。
設定は一般的に%Kが14、%Dを3とされる。
■エントリーポイントの決定
ストキャスティクスが買われすぎ、または売られすぎ領域に達した場合、価格が反転する可能性がある。
ストキャスティクスが80を上回ると買われすぎ、20を下回ると売られすぎとの判断が一般的である。
■ストキャスティクスのクロス
ストキャスティクスの%Kラインと%Dラインのクロスをエントリーポイントとする方法もある。
%Kラインが%Dラインを上抜ける場合は買いエントリー、下抜ける場合は売りエントリーとなる。
■別の指標と組み合わせて使う
ストキャスティクスでスキャルピングする場合、別の指標も合わせて参照するのが一般的だ。
サポート、レジスタンスなどのライン、チャートパターン、トレンド指標など。
■エントリーシグナルの確認
価格がサポートまたはレジスタンスラインに達した、または別のテクニカル指標からエントリーサインを確認したなどの状況下でストキャスティクスを待つ。
ストキャスティクスが買われすぎ、売られすぎ領域に到達でエントリーシグナルとする。
ストキャスティクスの無料インジケーター
Stochastic Cross Alert MT4
%Kと%Dのクロスで矢印を表示するインジケーター。
Three Stochastics
表示チャートの上位2つのストキャスティクスも参照してサインを表示するインジケーター。
上位2つのストキャスティクスを参照することでフィルターとしている。
ストキャスティクスは反応が早いためタイミングはとりやすいです。
反面、オーバートレードには注意が必要でしょうか。
Aroonを使ったスキャルピングトレード
Aroon Oscillatorは価格の上昇トレンドと下降トレンドの強さが測定できるオシレーターだ。
■Aroon Oscillatorの計算
Aroon Oscillatorは、Aroon-UpとAroon-Downの差であらわされる。
Aroon-Upは、過去の期間内で最も高値が出現した期間の割合を示し、Aroon-Downは、過去の期間内で最も安値が出現した期間の割合を示す。
■エントリーポイントの特定
Aroon Oscillatorの値がゼロを下回ると、下降トレンドが強まっていることを示す。
一方、Aroon Oscillatorの値がゼロを上回ると上昇トレンドが強まっていることを示す。
スキャルピングの場合、トレンドの方向にそってエントリーする。
■トレンド
Aroon Oscillatorがゼロを上回った場合、上昇トレンドの可能性が高いためロングポジションが検討できる。
Aroon Oscillatorがゼロを下回った場合、下降トレンドの可能性が高いためショートポジションが検討できる。
■オシレーターの補完
Aroon Oscillatorは単体での使用も可能だが、他のテクニカル指標と組み合わせこともできる。
たとえば、移動平均線やボリンジャーバンドなどトレンド指標を表示し、エントリーやエグジットのタイミングをより確かなものにできる。
TRIXを使ったスキャルピングトレード
TRIX(Triple Exponential Average)は、指定された期間の指数平滑移動平均(EMA)の変化率を表すものであり、トレンドの変化や反転を検出するために使用できる。
0を中心に正と負の値を示し、トレンドの変化や反転のポイントでTRIXと0のクロスが発生しやすい。
■TRIXのパラメーターとタイムフレーム
一般的には7期間や14期間が使用される。
スキャルピングで使用するには1分足または5分足が推奨。
■トレードのシグナル
TRIXのクロスやゼロラインのクロスをトレードシグナルとして使用する。
TRIXがゼロラインを上方向にクロスした場合、上昇トレンドの開始を示唆している。
逆に、TRIXがゼロラインを下方向にクロスした場合、下降トレンドの開始を示唆している。
■エントリーポイント
TRIXのシグナルに基づいてエントリーポイントを決定する。
上昇トレンドの場合、TRIXがゼロラインを上方向にクロスした瞬間や、マイナスからプラス域に移動する瞬間をエントリーポイントとできる。
下降トレンドの場合、TRIXがゼロラインを下方向にクロスした瞬間や、プラスからマイナス域に移動する瞬間をエントリーポイントとできる。
無料のオシレーターをダウンロード
ここに掲載されるオシレーターはMQL5から無料で入手が可能となっている。
MT4のマーケットやライブラリからダウンロードが可能だ。
スキャルピングの関連記事
他にもあるスキャルピングで使えるオシレーター
- ROC(Rate of Change)
- Momentum
- DMI(Directional Movement Index)
- ADX(Average Directional Index)
- RVI(Relative Volatility Index)
- MFI(Money Flow Index)
- OBV(On-Balance Volume)
- Williams %R
- Ultimate Oscillator
- Force Index
- KDJ(Stochastic Oscillator with a moving average)
- Vortex Indicator
- Chaikin Oscillator
オシレーターとは
オシレーターは価格の買われすぎ、売られすぎ状態を示すテクニカル指標の一種。
スキャルピングではオシレーターを使用してトレンドの転換点や強さを判断し、エントリーポイントやエグジットポイントを特定するのに役立てることができる。
オシレーターは通常、特定の範囲内で変動する指標であり、買われすぎと売られすぎに上限と下限がある。
オシレーターの値が上限に近づくと買われすぎ状態を示し、値が下限に近づくと売られすぎ状態を示す。
スキャルピングでは、オシレーターを使用した以下のようなトレード方法がある。
買われすぎ売られすぎ領域の特定
オシレーターが上限や下限に到達すると、市場が買われすぎまたは売られすぎ状態になっていることを示唆している。
価格が反転する可能性が高いと判断した場合には、エントリーポイントを検討する。
例えば、オシレーターが上限に達した場合は売りエントリーを検討し、オシレーターが下限に達した場合は買いエントリーを検討する。
ダイバージェンスの確認
オシレーターは価格と比較されるため、価格とオシレーターの間にダイバージェンス(乖離)が生じる場合がある。
ダイバージェンスはトレンドの転換を示唆しているため、エントリーやエグジットのタイミングを測る判断材料にできる。
オシレーターのクロスオーバー
一部のオシレーターは、異なる期間の移動平均線を使って作成される。
オシレーターの線がクロスオーバー(交差)することは、トレンド転換の可能性を示す。
オシレーターのクロスオーバーが発生した際にエントリーやエグジットの検討ができる。
重要な注意点として、スキャルピングは高速で頻繁な取引を行うため、取引コスト(手数料やスプレッド)や市場の流動性に注意する必要があります。また、十分なトレーニングと経験を積むことが重要です。スキャルピングは短期的な値動きに依存するため、市場のノイズや偶発的な変動によって損失が発生する可能性もあります。トレードを行う際には、慎重さとリスク管理を常に心がけることが重要です
まとめ
オシレーターは買われすぎ、売られすぎや、ダイバージェンス、ラインのクロスなど売買に利用できるサインを表示する。
使用する場合は単体ではなく、他のインジケーターと合わせると良い。
トレンド指標や値の勢いを示すインジケーターなどとあわせて使用するとトレードの精度があがる。
スキャルピングは細かくエントリーできるが、オーバートレードは負ける行動なので注意したい。
チャートは1分足または5分足がスキャルピングに適しているが、上位足からトレンド方向を把握しておくとトレード効率が良くなる。
トレンド方向を把握し、押し戻りを待つ。
そこからオシレーターでタイミングを計りエントリー、といったスタイルが効率の良いトレードである。