MT4|レンジブレイクアウトEAを厳選して検証|海外FX最新版
レンジブレイクアウトを使用したEAはありますか?
レンジブレイクアウトEAの性能を比較してみたいです。
レンジブレイクアウトEAを入手するにはどうしたら良いでしょうか。
ここではレンジブレイクアウトを使ったMT4用EAを検証している。
スプレッドによる利益の差などを比較できる検証も掲載。
各レンジブレイクアウトEAの性能を比較できる内容になっている。
ここで掲載されるEAのダウンロード方法なども詳しく紹介。
この記事を最後まで読むことで、レンジブレイクアウトEAの性能が比較できる。
入手方法やブローカー情報なども掲載。
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MT4|レンジブレイクアウトEAのバックテスト
バックテスト条件
- テスト期間は2020年から2023までの3年間
- 原則としてEAの設定は変更しない
- 通貨ペア、時間足はEA提供者の推奨を優先
- バックテストの初期資金は10,000USDとする
- スプレッドは10ポイント(10pips)に設定
- 掲載はアルファベット順とする
TITANFXでバックテスト実施
確かな約定力と安定した低スプレッドで取引環境は業界随一。
派手なボーナスプロモーションはなくとも、優位性のあるその取引環境から人気を博している。
出金手数料無料、残高によるレバレッジ変動なし。本格派が使っていることに納得できる理由は多い。
Titan FXは業界トップレベルの深いリクイディティ(流動性)や最狭のスプレッド(0銭/0ピップ〜)を用いて、FX、コモディティ、株価指数CFD取引をオンラインで提供する次世代型のECNブローカーです
ボーナスによるプロモーションはあえてせず、取引環境に優位性を持たせている印象です。
本格的なトレーダーの利用率を上げて結果的に自社の利益につなげるといった運営方針でしょうか。
本質を見抜いている感じがして良い印象の業者ですね。
免責事項
本記事に掲載されるEA(以下EA)は予告なく削除、変更される場合がある
EAバックテストの結果は利益を保証するものではない。
EAダウンロード、及び利用による損害について当サイトは一切の責任を負わないものとする。
EAダウンロード、及び利用は個人の責任で行うものとする。
- 取引回数=期間内の総取引数
- PF=損益比率
- 勝率=勝ちトレードの割合
- DD=最大ドローダウン
Advanced Range Breakout MT4|アドバンスド レンジブレイクアウト
- 取引回数:599
- PF:1.33
- 勝率:67.11%
- DD:5.43%
ブレイクアウトの勢いを利用しながらも、騙しだった場合はトレーリングストップでリスクを抑える取引となる。
このEAは2種類の動作を選択できる。
ひとつはタイトなストップとトレーリングストップを使用してリスクを抑え、ロットを大きくする取引。
もうひとつはストップとトレーリングストップを大きくし、値動きにゆとりを持たせてブレイクの動きを大きく狙う取引。
3年間のうち約2年間はジリジリと資金が減少する展開のようです。
残り1年で急上昇しているので、トレンドがでやすい期間の爆発力はあるようです。
マネーマネジメントで資金増加スピードを調節できると、より長所をいかせそうでしょうか。
スプレッド2ポイント(0.2pips)バックテストの比較
スプレッド縮小による取引コストの変化が損益曲線にも大きく影響していますね。
取引コストはブレイクイーブンやトレーリングストップで撤退する時に大きく差がでます。
Classic RangeBreakOut|クラシック レンジブレイクアウト
- 取引回数:375
- PF:0.84
- 勝率:30.93%
- DD:27.12%
マーケットの各時間帯で作られたレンジで取引するブレイクアウトEA。
すべての通貨ペアで動作する。
無料EAです。
取引回数は少なめですが利益を得られずジリジリ減少しました。
コスト負けでしょうか。
スプレッド2ポイント(0.2pips)バックテストの比較
スプレッドを1.0から0.2pipsに縮小しても結果はマイナスでした。
3年という期間のバックテストで明確な優位性が出せないEAは流石に厳しいでしょうか。
Hedge Range Breakout|ヘッジ レンジブレイクアウト
- 取引回数:300
- PF:0.91
- 勝率:59.00%
- DD:94.27%
任意の時間枠で作られたレンジのブレイクで動作するEA。
マーチンゲールの使用も設定できる。
マイナスポジションの処理はマーチンゲールのようですが上手くいかず破綻しました。
デフォルトでマーチンゲールが適用されていますが、設定で変更もできるようです。
マーチンゲールを使わない場合のマイナスポジション処理も気になるところですね。
スプレッド2ポイント(0.2pips)バックテストの比較
損益曲線を見る限り、スプレッドがタイトになりブレイクイーブンで撤退できた回数が増えている印象です。
破綻の原因はマーチンゲールなのでスプレッド縮小では解決できません。
Open Range Breakout Advance|オープン レンジブレイクアウト アドバンス
- 取引回数:939
- PF:1.07
- 勝率:50.16%
- DD:17.49%
ロング取引の許可、ショート取引の許可、ロングポジションでトレーリングストップの有無、ショートポジションでトレーリングストップの有無など細かく設定が可能なレンジブレイクアウトEA。
3年間で19.7%ほどの増加でした。
スプレッド10ポイントでのテストなのでリアルトレードで運用可能なレベルのレンジブレイクアウトEAでしょうか。
ドル円、ECNタイプの口座で手数料とスプレッド込みでコストは0.6~0.9ポイントほどです。
スプレッド2ポイント(0.2pips)バックテストの比較
スプレッドの縮小によって純益が3倍ほどになりました。
19.7%→56.4%
ドル円なら手数料のないSTPでの運用もありでしょうか。
Opening Range Breakout|オープニング レンジブレイクアウト
- 取引回数:データなし
- PF:データなし
- 勝率:データなし
- DD:データなし
ダウやダックスなどインデックスを使い、マーケットオープン直後の値動きを狙うオープニングレンジブレイクアウトEA。ブレイクアウトが騙しの場合でもストップをブレイクイーブンへ移動することもできる。
5分足が推奨。
インデックスはヒストリーセンターでヒストリカルデータをダウンロードできませんのでバックテスト未実施です。
直近の短期間であればストラテジーテスターでバックテスト可能です。
Range Breakout Bot|レンジブレイクアウト ボット
- 取引回数:382
- PF:1.16
- 勝率:83.25%
- DD:11.26%
レンジブレイクアウトで注文を出すEA。
レンジブレイクアウトのアラートのみで使用も可能。
移動平均線とピボットを使ったフィルターを追加できる。
ブレイクアウトで注文後にレンジの反対側にストップを置く。
ブレークイーブン、トレーリングストップ、グリッドシステムのオプションを設定可能。
任意の通貨ペアで動作できる。
デフォルトはEURUSDに設定される。
3年間で16.3%の増加です。
相場がフィットしていないと運用は厳しいEAのようです。
トレンドのでる期間を狙って稼働できればパフォーマンスの向上となりそうですが。
スプレッド2ポイント(0.2pips)バックテストの比較
スプレッドが縮小しても改善にはなりませんでした。
損益曲線もまるで別EAのようになっていますね。
Range Breakout EA MT4|レンジブレイクアウト
- 取引回数:1245
- PF:1.18
- 勝率:33.82%
- DD:6.40%
マーケットセッションのブレイクアウトで起きるトレンドで取引するように設計されたレンジブレイクアウトEA。
勝率が相当低いのでブレイクイーブンでわずかに損失をだしている状態でしょうか。
EAがフィットした時期ではしっかりと利益を残しているようです。
利益25.4%に対してドローダウン6.4%は好印象といったところでしょうか。
スプレッド2ポイント(0.2pips)バックテストの比較
スプレッド縮小によって25.4%→36.0%と10%ほど利益率が向上しています。
リアルトレードの場合、相場がEAにフィットしていない時期は長く感じられそうです。
複数の保有ポジションを持つわけではないためストレスは小さいでしょうか。
Range Breakout EurUsd H1|レンジブレイクアウト ユーロドル ドル1時間足
- 取引回数:59
- PF:1.51
- 勝率:37.29%
- DD:0.25%
わずかなパラメーターしかないシンプルなレンジブレイクアウトEA。
設定はEURUSDの1時間足に合わせてある。
一定期間低下したボラティリティが上昇した場合にエントリーされる。
決済にはブレイクイーブンやトレーリングストップ機能が備わっている。
3年間で取引回数59回は相当絞ったエントリーということになります。
マネーマネジメントなどでリスクをとれると運用効率も上がりそうですが。
マネジメント機能がない場合、せめてロットサイズは大きくする必要がありそうです。
スプレッド2ポイント(0.2pips)バックテストの比較
取引回数が少ないので参考にするのは難しいでしょうか。
スプレッド縮小によって利益は微増、取引回数が2回減っています。
Range Breakout incl Safetynet for MT4|レンジブレイクアウト インクル セーフティネット
- 取引回数:1398
- PF:0.89
- 勝率:48.28%
- DD:17.95%
1時間足、または4時間足で最適に機能するレンジブレイクアウトEA。
ECN、STP問わず機能する。
ストップロス、テイクプロフィット、損益分岐点はカスタマイズが可能。
やればやるほど減らしてしまう、といった状態です。
PFと勝率が高くない数値で、取引回数も多いためこのような損益曲線となります。
ここまでの右肩下がりではコスト負けの可能性も低いでしょうか。
スプレッド2ポイント(0.2pips)バックテストの比較
スプレッド縮小で損失は減少しましたが、結果はマイナスのままでした。
損益プラスになる局面もあるようですが、3年間でのテスト結果からリアル口座での運用は厳しい印象です。
レンジブレイクアウトEAの取引でキャッシュバックした場合
TITANFXでレンジブレイクアウトEAを取引し、キャッシュバックを受けた場合の例は以下のようになる。
ブレイクアウトEAは取引回数の多い部類ではないためキャッシュバックも控えめになりがちだが、取引コストを減らすためにはやはり有効である。
- Advanced Range Breakout MT4
- ロット:0.19~0.20
- 取引回数:599
ECN口座キャッシュバック:¥9,335
STP口座キャッシュバック:¥37,341
- Classic RangeBreakOut
- ロット:0.1
- 取引回数:375
ECN口座キャッシュバック:¥3,000
STP口座キャッシュバック:¥12,000
- Hedge Range Breakout
- ロット:0.2~30.8
- 取引回数:300
ECN口座キャッシュバック:¥44,353
STP口座キャッシュバック:¥177,411
- Open Range Breakout Advance
- ロット:0.03~1.8
- 取引回数:939
ECN口座キャッシュバック:¥40,737
STP口座キャッシュバック:¥162,947
- Range Breakout Bot
- ロット:0.20
- 取引回数:382
ECN口座キャッシュバック:¥6,112
STP口座キャッシュバック:¥24,448
- Range Breakout EA MT4
- ロット:0.09~0.12
- 取引回数:1245
ECN口座キャッシュバック:¥10,261
STP口座キャッシュバック:¥41,043
- Range Breakout EurUsd H1
- ロット:0.01
- 取引回数:59
ECN口座キャッシュバック:¥47
STP口座キャッシュバック:¥189
- Range Breakout incl Safetynet for MT4
- ロット:0.1
- 取引回数:1398
ECN口座キャッシュバック:¥11,184
STP口座キャッシュバック:¥44,736
レンジブレイクアウトEAに適した業者は?
レンジブレイクアウトのように値動きの大きくなる場面でEAトレードするには狙った価格でしっかり約定できるかがカギとなる。
値動きが激しくなるとスプレッドの拡大やスリッページで、狙った価格での約定が難しくなるからだ。
約定値のズレはEAパフォーマンスに大きく影響し、バックテスト結果との乖離に繋がる。
TITANFXは取引環境の良さが人気の海外FX業者だ。
スプレッドや約定力を明確に比較することは難しいが、TITANFXは取引環境で選ばれているといえる。
それはボーナス提供を一切していないからだ。
派手なボーナス提供プロモーションで集客するわけではなく、良好な取引環境の提供で堅実に信頼を積み重ねている結果、集客に繋がっているのだ。
レンジブレイクアウトEAは荒い値動きで取引されやすいため、取引環境で選ばれるTITANFXのような業者が選択肢の上位に位置するのではないだろうか。
Titan FXは業界トップレベルの深いリクイディティ(流動性)や最狭のスプレッド(0銭/0ピップ〜)を用いて、FX、コモディティ、株価指数CFD取引をオンラインで提供する次世代型のECNブローカーです
レンジブレイクアウトEAをダウンロードする
ここで紹介しているEAはすべてMQL5で提供されている。
MQL5はメタトレーダーを提供するメタクォーツが運営するサイトであり、MT4でトレードしているならば便利に活用できる。
ここで紹介しているレンジブレイクアウトEAはMQL5ですべて入手できる。
詳しい解説は以下の記事より参照いただける。
MT4でバックテストする方法
ここで紹介しているレンジブレイクアウトEAはMQL5で入手でき、バックテストは無料で対応できる。
気になるEAをダウンロードしたらMT4のストラテジーテスターを使ってバックテストしてみよう。
MT4のストラテジーテスターを使ったバックテストの方法は以下の記事を参照していただきたい。
レンジブレイクアウトとは
レンジとは任意の期間内にできたサポート、レジスタンスを指し、そのレンジを抜ける値動きをレンジブレイクアウトという。トレンドの初動を捉えやすいためトレーディングの指標とされやすい。
値動きが大きい時はコストも上がりやすい
レンジブレイクアウトは値動きが大きくなる場合が多い。その影響でスプレッドが大きくなったり、狙った価格で約定できなかったりする。そのため、値動きが小さい場面に比べて取引コストが大きくなりがちとなる。EAバックテストでは良好な結果であっても、リアル運用では上手くいかない原因もそういった取引コストにある。
まとめ
レンジブレイクアウトEAはサポート、レジスタンスのブレイクを初動とする取引となる。
MQL5で簡単に入手可能で、有料EAでもバックテストは無料で実行できる。
ブレイクアウトのEAは値動きが大きい場面が多く、狙った価格で約定できないことも多い。
その特性上、バックテストで良好な結果であってもリアルトレードで発揮できないEAが多いので注意が必要だ。
リアルトレードでレンジブレイクアウトのようなEAを稼働するのであれば、値動きの大きい場面でもスプレッド変動が小さく、約定力の高い業者が良い。