海外FXブローカーのほとんどは、取引用プラットフォームにメタクォーツ社のMT4が採用されています。
そのMT4からシグナルを受信し、自動売買をすることができます。
目次
- MT4シグナルで利益は残せます
- MT4シグナルとは
- シグナルと同時に利用したいVPS
- MT4シグナルの取引を利用する最大の理由
- EAとの違い
- 口座に入れる資金が受け入れるべきリスク
- 自動売買の限界はリスク許容度でカバー
- 退場しても利益が残るロジック
- 利益を残せるMT4シグナルの選び方
- シグナルトレードのサンプル
- まとめ
MT4シグナルで利益は残せます
シグナルやEAといった自動売買の存在は知っているが、取引に利用したことが無い人は多くいると推測されます。
自動売買で利益がでると信じられない、大事な虎の子をプログラムになど任せていられない、など。
しかし、しっかり利益を残すことはできます。
利用するシグナルのロジックや、そのロジックから利益を残す方法が重要になります。
ロジックによっては少ない資金でも運用できますし、リスクを獲ればシグナルだけでも生活できる収益が期待できます。
もちろん、一攫千金のような資金の増やし方をするにはそれなりの資金をリスクに晒すことが必要になります。
裁量トレードでジャブジャブ残高を増やすようなトレーダーの方でも、ポートフォリオ的な使い方をすれば収益の幅が広がるかと思います。
MT4シグナルとは
トレーダーがMT4で取引をし、そのトレード内容をそのままコピーすることができます。
基本的にはEAで配信されていますが、配信者が必要に応じてEAを停止できるため、完全放置のEAに比べれば安心といった印象です。
シグナルの受信にはMT4コミュニティへの登録が必要になり、また、有料シグナルの場合には月額の料金が必要になります。
無料シグナルも多くありますが、有料シグナルの相場は$20ほどです。
シグナルと同時に利用したいVPS
利用したいシグナルを、自分の取引口座で利用しているMT4へ受信させればシグナルトレードはできますが、基本的にはVPSを使用することになります。
VPSを使えばPC上のMT4を起動させる必要がなく、市場がオープンしている間は常にシグナルを受信してトレードしてくれます。
VPSもMT4からサービス提供されているので、シグナルと一緒に契約すると便利です。
MT4のVPSは月額$10で利用できます。
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MT4シグナルの取引を利用する最大の理由
不労所得を得られる
これに尽きるかと思います。
後述する理由から、資金管理をする手間はありますが、基本的には放置です。
リスクを獲る量によって利益も変わりますが、放置で収益源を持てます。
収益源が増えることで、裁量トレーダーの方でも精神的な支えになるのではないでしょうか。
- 兼業トレーダーは副収入を期待できます
- 専業トレーダーは収益の幅を広げられます
世間から、トレードは労働として認識されていない節がありますが、10数時間もチャートをみて判断し続けることは相当な労力です。
トレードが好きではない人からすれば苦行以外のなにものでもありません。
不労所得を確保することは、誰にでも安心感をもたらす事ができると思います。
EAとの違い
前述したとおり、シグナルは基本的にEAでのトレードが配信されています。
しかし、配信者が意図的に配信を停止することや、損切りしてポジションをスクエアにするといった処置が期待できます。
EAであれば、相場の状況を見て停止させる必要などがあり、結局のところは相場を常に気にしている必要があります。
その手間の有無が大きな要因のひとつ、そしてもうひとつが手軽に試せることでしょう。
EAを購入するには数万円掛かりますし、買ってからも上手に使えなければ資金を失うばかりです。
MT4のシグナルなら1か月単位での契約になりますので、少額でシグナルのスペックを推し量ることができます。
口座に入れる資金が受け入れるべきリスク
シグナルに限らず自動売買で取引するには、口座に入金した資金の全てをリスクに晒すことが前提になります。
つまり、無くなっても大丈夫、再度、同額での入金が可能であるくらいの資金量が目安です。
リスクとして受け入れられないような資金量は入金せず、最悪飛んでも大丈夫、と許容できる範囲でリスクを獲りましょう。
自動売買の限界はリスク許容度でカバー
多くの人はFXトレードのリスクに対して気を使っているかと思います。
- 少額でトレードする
- 損は小さく
そのため、口座に入れた資金の全てをリスクに晒す、といった考えは正気の沙汰じゃないと感じることと思います。
しかし、リスクを獲らなければリターンも小さいのは当たり前の話になります。
特に、自動売買では気の利いた相場観など発揮できません。
相場観を持って判断される裁量トレードに、プログラムが勝つことはできないと思っています。
そんな自動売買だからこそ、資金量をもってリスクを獲るしか利益を残す方法はないと考えます。
損は小さく、リスクは小さく、という考えで自動売買をしても少額ではまったく儲かりません。
- MQL4のプログラミングで無双できるほど相場は甘くありません
- そんな素晴らしいロジックはEAで実現できません
機関投資家が使う、要人発言なども加味したアルゴリズムを組んでいるシステムであれば話は別ですが、MT4のEAでは間違いなくムリでしょう。
退場しても利益が残るロジック
だから、口座の資金を全部飛ばすほどのリスクを獲って、早々に利益率100%を目指します。
ざっくりした話ですが、口座資金が2倍、もしくは出金した資金が元手の2倍になればリスクはゼロになります。
リスクがなくなった時点で、あとは不労所得の利益になります。
それが1~3カ月ほどで実現できれば、リスクを獲る価値はあるのではないでしょうか。
もちろん、大きなリスクを獲ることが前提ですので、相場の状況によっては口座資金が根こそぎなくなる可能性があります。
そうなれば、また入金をすることになります。
しかし利益がでた時点でしっかり出金し、口座へ入金している資金の全てがリスクであることを理解した上でのリスクコントロールができていれば、年間を通して利益を残すことは決して難しいことではありません。
利益を残せるMT4シグナルの選び方
- 損切りしない、またはトータルプラスで決済
- ナンピン、マーチンゲールを使う
- 取引頻度が高い
リスク回避に長けた賢明なトレーダーなら、どのワードもアレルギーを起こすものでしょう。
しかし、これは裁量トレードではなく自動売買での話です。
前述しましたが、自動売買は万能ではありません。
経済状況を把握し、事細かに相場観を発揮などしてくれません。
その変わり、淡々と取引を執行してくれます。
上記に羅列した取引は非常にリスクが高まりますが、その分リターンも当然期待できます。
早々にリスクをゼロにし、利益としての資金も確保する。
そんな取引を実現するにはリスクの高いシグナルを選ぶ必要があります。
リスクをたいして獲らない、利益率が低いにも関わらず、退場してしまうシグナルもあります。
コツコツ増やしてニヤニヤしている頃、大相場で急に全損されれば喪失感は大きいはずです。
リスクを獲らない方法でもなにが起こるかわからないのが相場であり、それを自動売買で張るのであればなおのこと、リターンを求めることに偏重するほうが効率が良いと考えるのです。
シグナルトレードのサンプル
画像は2015/05/18~10/15までMT4シグナルでリアル取引をしていたXMリアル口座の詳細レポートです。
グラフは口座残高になっており、ガクっと落ちているところは出金したものです。
最後は破たんしているので口座残高5,271円とほぼゼロになりましたが、トータルでは740,000円を利益として確保できています。
※現在の口座残高は500,000円ほどあり、グラフの縦軸から500,000円を引くと整合がとれます。
最初の入金がこちらです。
300,000円入金し、NETELLER手数料11,700円をXMから負担してもらっています。
そしてXMでは最大$600の100%ボーナスを実施していたので、通常の20%ボーナスと併せて証拠金ボーナスが117,234円ついています。
※XMボーナスについては、XM公式サイトで確認できます。
ボーナスと併せて417,234円の口座残高でシグナルトレードを開始しました。
出金履歴
- 6/30 400,000円出金
- 8/11 150,000円出金
- 8/25 490,000円出金
- 9/21 100,000円出金
入金履歴
- 5/18 300,000円入金
- 6/30 100,000円入金
入金合計は400,000円、出金合計は1,140,000円となり、740,000円の利益が残っています。
入出金履歴は以下の画像で参照できます。
まとめ
前述したシグナルトレードの例では、初期投資300,000円。
そして、およそ1か月で入金額と同額を出金しています。
その後、口座が飛ぶまでの4か月間に740,000円もの利益を生んでくれました。
リスクを抑え、安定した利益を生むEAなどもあるかもしれませんが、30万円の初期資金ではここまで短期間に資金を増やす事はできないでしょう。
そしてこの口座に関しての手間はほとんど掛かっていません。
毎朝XMより送られてくるレポートメールを参照し、ニヤニヤしながら入出金していたくらいです。
このくらいの手間なら、不労所得と呼んでも差し支えないのではないでしょうか。
例で利用していたシグナルは既に配信が停止されており、いまでは別のシグナルで運用していますが、似たようなハイリスクハイリターンロジックは沢山あります。
シグナルトレードで利益を残すためのポイントは、
- 自動売買の限界を知り、低リスクで儲かると思わないこと
- 口座に入れた資金がすべてリスクに晒されていると認識すること
- 無くなっても大丈夫な余剰資金で取引すること
- リスクコントロールは口座資金で行い、利益の出金は怠らないこと
- 一時的な利益ではなく、年間単位で利益を残すことを目指す
収入源が増えることは誰にでもメリットのあることだと思います。
専業トレーダーの収益の幅を増やす、兼業トレーダーの種銭として、などです。
なかなかお金が増えないと悩んでいる人の大半が、リスクを獲らない、または獲れないのだと考えます。
適切なリスクを獲り、適切なリターンを得ることは自然なことです。
適切なリターンがあるとわかるものに対し、適切なリスクを掛ける。
それを理解していれば、リスクを掛けることに対して余計な警戒感を持つことはありません。
余剰資金が少なければ、リスクを獲ることが難しいのもわかります。
だから、お金持ちはどんどんお金がよってくるのでしょう。
そしてもちろん、お金がある人は安定したEAで堅実に取引すればよいのでしょう。
シグナルトレードを開始したからといって、すぐにお金持ちになれるわけではありませんが、上記のポイントを理解していただき、上手くシグナルトレードを活用してもらえたらと思います。
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