自作EA作成ツールMT4EAエディタの導入方法
MT4EAエディタは有料のEA作成ツールです。
プログラミングの知識がまったくない状態でも直感的に操作、作成ができるツールで、条件を上手く組み合わせていけば複雑なロジックの売買を行うことも可能です。
作成したEAはすぐにMT4でにバックテストができるため、ロジックを考えながらいじっていると時を忘れてしまうほど夢中になります。
自身の狙った相場に合せたロジックを作り売買に利用するのは当然ながら、決済用EAを作って裁量トレードの補助として利用することも可能です。
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EAエディタで決済用EAを作成する方法
年間でのライセンス契約であり、購入するからには1年間使い倒したいツールではありますが、目的が明確であれば間違いなく損はしません。
- 作成したコードからプログラミングを学ぶ
- プログラミングを学ぶ気はないがEA作成には興味がある
- EAに興味はないが決済や注文変更などは自動化したい
- 実用できるロジックを作って販売したい
こちらの記事ではMT4EAエディタの導入方法について紹介しています。
購入から導入、準備の手順
MT4EAエディタ
こちらからEAエディタの販売ページへアクセスすることができます。
販売ページからサポートページへアクセスすることもできますので、詳細などもある程度確認できるようになっています。
シリアルキーを使ったログイン
MT4EAエディタは年間単位での購入となり、購入後はシリアルキーをエディタへ入力して使用することになります。
1年後にライセンスが切れた場合には、再度購入してシリアルキーの再発行が必要となります。
購入後は販売サイトのDLMarketよりシリアルキーがメールで送付されます。
こちらのシリアルキーと購入時のメールアドレスをEAエディタへ入力し、ログインすることができます。
シリアルキーと購入時のメールアドレスをそれぞれ入力してログイン。
MT4へファイルのコピーをする
EAエディタとMT4をリンクさせるため、EAエディタからMT4へファイルをコピーしていきます。
必要なファイルはMQL4フォルダのインジケーターファイル、ライブラリーファイルがそれぞれ3つです。
EAエディタのフォルダに【MQL4】フォルダがあるので、そのままMT4のフォルダへ上書きコピーを実行します。
MT4のMQL4フォルダの位置は
- ファイル
- データフォルダを開く
- MQL4
EAエディタで使用するMT4について
EAエディタで使用するMT4はデモ口座で大丈夫です。
複数のMT4にEAエディタのファイルをコピーしてしまうと正常に動作しなくなります。
EAエディタで使用するMT4はひとつに決めて、わかりやすい名前で管理しておくと良いでしょう。
EA作成のためのMT4設定
EA作成の準備として、MT4にインジケーターのセットをします。
MT4のナビゲーター画面よりインジケーターに入っている【MT4EAEditor】をチャートへセットします。
これをセットしたチャートの設定が、EAエディタへ反映されます。
【MT4EAEditor】以外にも、EA作成のロジックで使用したいインジケーターをセットしていきます。
EAエディタでチャート設定の読み込み
EAエディタのEA名設定画面で任意の名称をつけます。
- 【エディタ側操作】【保存】を押します
- 【MT4側操作】MT4側で【定型チャートの保存】画面がでるので任意の名前をつけてMT4で保存します
- 【エディタ側操作】【読込】を押してMT4で保存した定型チャートを読み込みます
移動平均線など、同一のインジケーターが複数ある場合にはEA作成の際にどのインジケーターなのかわからなくなります。
その場合には、名称を変更することで対応することが可能です。
- Moving Average → 20MA
- Moving Average → 100MA
導入自体はかんたんです
以上がMT4EAエディタの導入手順になります。
販売ページから公式の手順なども確認できます。
MT4EAエディタ販売ページ
また、EA作成に関する記事もありますのであわせて参照してもらえたらと思います。