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MQL5コミュニティのシグナルトレードは簡単に設定できます
メタクォーツ社のMT4は、多くのトレーダーにチャート監視ソフトとして活用されています。
しかし、MT4は日々進化していることに対して、認知度がまだ低い状況のようです。
MT4ではMQL5コミュニティと連携することによって、自動売買用プラットフォームとして大きく進化させることが可能になっています。
EAの購入、シグナルトレードの受信といったことが設定でき、MT4はただのチャート監視ソフトの枠を超えた存在になります。
シグナルトレードを利用したポートフォリオを組むことで、利益の幅を広げることが可能です。
月々$20~の料金で、様々なロジックのシグナルトレードを受信することができ、資金を分散することで安定的に利益を残すことも可能になっています。
既にFXトレードだけで生活している方は、利益の幅を広げトレードに掛かる負担を軽減することができるでしょう。
シグナルトレードの利用には、MQL5コミュニティの登録が必要になりますが、誰でも簡単に設定することができます。
以下のページでMQL5コミュニティの登録方法について説明しています。
シグナルを選ぶ
MQL5のMT4シグナルは凄まじい数が配信されています。
その中から希望にあったロジックのシグナルを選ぶことも大変な作業になります。
シグナルトレードはEAによる自動売買である場合が多くあります。
しかしシグナルトレードはEAと違い、人の手、つまり配信しているトレーダーが介入する場合があります。
- EAと併せて裁量トレードを配信
- EAの停止、ポジションの調整を配信者が実行
ロジックを開発したトレーダーが直接管理、配信をしているため、より最適化されたトレードの配信が期待されます。
そのため、ロジックを正確に把握することが難しいEAを自身の環境で稼働させ続けるよりも、パフォーマンスに一層の期待をすることができます。
※クリックで各シグナルの詳細を見ることができます
上位に位置しているシグナルトレードの多くはナンピンマーチン系のシグナルです。
敬遠されがちなロジックですが、上手に活用すれば利益を残すことも難しくはありません。
シグナルに必要な証拠金の計算について
シグナルトレードでは自分の取引口座と違う通貨のシグナルも当然ながら受信することができます。
しかし、通貨の違いや証拠金の違いによって、持てるポジションサイズが異なる場合があります。
ドローダウンのパーセンテージが変わってくるほか、マーチンゲールを利用しているストラテジーの場合には損失につながる恐れもあります。
シグナルを受信してトレードする際、利用するシグナルによっては証拠金の計算をしっかりしておくことが大切になる場合もあります。
シグナルトレードにはVPS環境が必須です
シグナルトレードは常にMT4へ受信している必要があります。
- エントリーを受信する
- 指値、逆指値注文を受信する
- ポジションの指値、逆指値注文を受信する
- ポジションクローズの注文を受信する
シグナルを受信しているMT4は、24時間、マーケットがオープンしている間は稼働させておきます。
そのため、VPSを利用してリモートデスクトップ上よりMT4を起動させておくことが一般的です。
自宅のPCをシグナルトレード用として常時起動させておきシグナルを受信し続けることも可能ですが、レイテンシの問題からあまりおススメできません。
VPSの利用にはハードルの高さを感じるかもしれませんが、シグナルトレードのスペックを最大限に活かすためにも積極的に導入しましょう。
MQL5コミュニティへ登録してあれば、MT4からも簡単にVPSを設定することができます。
MQL5コミュニティのVPSは月$10ほどで利用できますが、MT4口座ひとつに付き1契約となり、複数のシグナルを受信する場合には割高になります。
例、シグナルを5つのMT4口座で受信している場合
- MQL5のVPS $10 × 5 = $50/月
- 海外VPS $30前後/月
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レイテンシとは VPSの利用で大幅に低下できます
レイテンシとは遅延速度のことです。
MT4からは回線状況からms単位で把握することができます。
1ms=0.001秒です。
この数字が大きいほど遅延速度が大きく、約定の速さに影響します。
- 自宅PC 3桁ほど
- VPS 0~2桁ほど
自宅PCは各環境によって変わりますが、海外FXブローカーを利用している場合にMT4の遅延は100ms以上の数字になるかと思います。
VPSの場合は、VPSサーバーとブローカーのサーバーの位置関係により変動しますが、早い場合には0.~msの低レイテンシ環境で利用することができます。
- 自宅PCのMT4回線が300msだった場合、遅延速度は0.3秒になります
- VPSのMT4回線が1msだった場合 遅延速度は0.001秒になります
数値でみると大きな差は無いように感じますが、トレードのロジックによっては致命的な差になる場合もあります。
VPSの利用は24時間稼働のためだけではなく、レイテンシを低下させトレードのパフォーマンスを上げる事にも貢献していると考えることが大切です。
ブローカーによって異なりますが、MQL5コミュニティのVPSは一桁から二桁ほどの回線状況になるかと思います。
サーバーの地域を選択することもできるので、相性のいいブローカーであれば選択肢にもなります。
リアルトレードの紹介
MQL5コミュニティのシグナルをリアル取引口座でトレードしています。
紹介シグナルは徐々に増やしていく予定です。
以下のリンクからシグナルのリアルトレードについて書かれた記事を参照することができます。
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